基本情報
- 結実年数:2〜3年
- 科 名:ブドウ科
- 属 名:ブドウ属
- タイプ:落葉つる性木
- 開花期:5月
- 収穫期:8月中旬〜9月上旬
- 受粉樹:不要
- 耐暑性:★★★
- 耐寒性:★★★
植え付け場所・置き場所
日当たりが良く排水の良いところへ植えてください。
鉢植えの場合は、8号〜10号鉢をお選びください。
露地植えの場合は、40cm〜60cm、深さ30cmの植え穴に植えてください。
あまり深く植えないようにします。
倒れないように、しっかりと支柱をしてください。
土をほぐさずに植え込みます。
バラケてしまった場合は、根を広げて植えましょう。
雨にあたらないように工夫すると、うどんこ病など病気がかかりにくくなります。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。
肥料
元肥として、少量の堆肥や油粕、骨粉等を入れます。
多肥は禁物です。
追肥としては、翌年の早春に果樹用の肥料を少量与えます。
仕立て型
つる性ですので、棚や垣根仕立てにします。
鉢植えの場合は、あんどん仕立てにするのも良いでしょう。
管理について
花・果実は当年伸びた枝には付かず、翌年その枝のわき芽が伸びた枝に花が咲き果実が成ります。
よい実をつける為には、目安として1mの枝に対して1房とします。
5月ごろに花が満開になった時点で、長い花房の先端3〜4cmのみ残し全ての花、丙をとりのぞきます。
種なし処理について
ジベレリン液などの植物ホルモン剤に残った花房をしっかりと浸しましょう。
【作業一例】
・1回目処理:花が満開後、ジベレリン25PPm+フルメット5ppm。
ペットボトルを切って、コップ代わりに花房を液剤に軽く浸します。
漬けすぎないようにしてください。
液はふるって落としてください。
・2回目処理:満開2週間後ジベレリン25PPmのみ。
※薄め方は、各資材の取り扱い説明書を参照ください。
摘粒
花柄が落ちたら、急激に実の肥大が始まります。
様子を見ながら果粒を間引き、最終的に30〜40粒程度とします。
袋掛け
粒数も整え房の整形が完了したら、袋掛けをおこない、汚れや病害虫から保護します。