基本情報
- 学名:Citrus kinokuni
- 分類:ミカン科 ミカン属
- 最終樹高:1.5〜2.5m(品種により差異有)
- 結果年数:1〜3年
- 収穫時期:12月上旬〜12月下旬
栽培環境・日当たり
冬の北風の当たらない、日当たりの良い場所が栽培適地です。
鉢植えの場合でも、冬の寒風をよけれる場所で管理してください。
品種によって差がありますが、冬の寒さが苦手です。
関東以南では露地栽培が十分可能ですが、寒がる場所に植えるときは株周りを敷き藁やバークチップ等で覆うマルチングをし、霜よけと雑草よけをすることをお勧めします。
水やり
地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。
鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。土が乾いていなければ与えません。
肥料
庭植え、鉢植えとも、3月、6月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:潰瘍病など葉や枝、果実に発生します。
ミカンハモグリガの食害痕や風でこすれた傷口から感染します。
ひどい場合は落葉します。
害虫
アブラムシ、アゲハの幼虫、ミカンハモグリガ(エカキムシ)、カミキリムシなど
ミカンハモグリガは夏芽、秋芽を加害するので、幼木を早く大きくするには、この防除が欠かせません。
用土
水はけの良い、肥沃な土を好みます。
よほどやせた土壌でない限り、花が咲き始めるまでは肥料は控えめがいいです。
鉢植えの場合、水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。
一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7〜8、腐葉土3〜2の配合土を用います。