基本情報
- 科 名:キク科
- 属 名:ヒマワリ属
- 学 名:Helianthus tuberosus
- 植付時期:3〜5月
- 収穫時期:11〜翌3月
植え付け
日当たり、水はけのよい肥沃な土壌に植え付けてください。
特に追肥は必要ありませんが、土壌の養分が不足している場合は堆肥を施します。
元肥(特にカリ)を入れてあげると生育が良いようです。
晩霜の心配がなくなれば深さは10〜20cm、50cm位の間隔で植え付けます。
関東では3月上旬ごろ、冷涼地では4月下旬から5月上旬ごろまでに植え付けると良いでしょう。
管理方法
非常に強健な性質ですので露地植えの場合、冷涼地であれば水やりは必要ありません。
花が終わり、11月下旬ごろに茎が枯れたら収穫できます。
地上部を20cm程度残して刈取り11月下旬以降試し掘りをしながら収穫します。
収穫後の菊芋は日持ちがしません。3月頃まではそのまま畑で保存ができますので必要な分だけを順次掘り上げると良いでしょう。
収穫後に塊茎を土の中に残しておくと、翌年また生育が始まりますので、収穫の際は掘り残すことのないよう注意しましょう。
その他
ひとつの種芋から多くの芽が出ている場合は2〜3本だけ芽を残し、後は取り除いた方がよく育ちます。
草丈を伸ばし、かなり背が高くなりますので花が咲く6〜7月ごろに土寄せ・中耕をします。
8月以降は開花し、その後塊茎が大きくなりますのでそれ以降は土寄せ・中耕を行いません。
菊芋は連作には適していません。
翌年栽培する場合は違う場所に植え替えるか、堆肥などをよく施してから育てます。