基本情報
- 科 名:マタタビ科
- 属 名:マタタビ属
- 学 名:Actinidia chinensis
- 植付け:10月中旬〜4月下旬
- 開花期:5月頃
- 収穫期:9月中旬〜11月中旬
- 結実年数:鉢植え 2〜3年 地植え 4〜5年
栽培方法
《植え付け》
日当たりがよく涼しい場所で、腐葉土と一緒に植え付けます。
西日はできるだけ当たらない方が良いです。
《水やり》
乾燥、多湿に弱いので、乾燥しないよう注意してください。
《摘蕾》
4月ごろ、つぼみが1箇所に複数ついている場合は間引きします。
6月ごろに行う摘果がしていれば、しなくても良いでしょう。
《人工授粉》
確実に実をつけさせるために行います。
5月から6月ごろ、筆などを使って、雄花の花粉を雌しべにつけます。
《摘果》
実をすべて育ててしまうと、苗が疲弊してしまい、翌年の実付きが悪くなったり、
小ぶりな実しかできなくなる可能性が出てきます。
発育不良のものや傷のあるものなどは、開花してから30日ほどしたら、間引いてください。
《剪定》
8月ごろと2月ごろの2回行います。
夏剪定は大きく伸びすぎた徒長枝を中心に剪定し、風通しを良くしてください。
冬剪定では、果梗(果実の柄の部分)から先を5芽ほど残して切ります。
果梗がない枝は付け根から9芽ほど残して切ります。
《肥料》
3月に元肥、6月と11月に即効性のある肥料を与えます。
肥料のやりすぎには注意してください。
《収穫》
果実を持ちながら、枝の付け根を手で押して収穫します。
《保存方法》
収穫したばかりの頃は固く酸味が強くなっているので、
すぐに段ボールや箱に入れ、ビニール袋などで密封し追熱させます。
10日から2週間で食べられます。