基本情報
- 科 名:ハナシノブ科
- 属 名:フロックス属
- 学 名:Phlox paniculata 'famous coral'
- 開花期:6〜8月
- 草 丈:約40〜50cm
- 耐暑性:★★★
- 耐寒性:★★★
栽培環境
日当たりの良いよい場所に植えます。半日陰では徒長しがちです。
丈夫ですが、風通しが悪くて蒸れると株に勢いがなくなります。
乾燥と寒さには比較的強いです。
水やり
水はけのよい適潤地が適し、土の表面が渇いたらたっぷりとあげます。
地植えの宿根フロックスは、根付いてしまえば、水やりの必要はありません。
肥料
施肥は生育期間中に緩効性化成肥料を与えます。
用土
市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
病害虫
ハモグリバエのほか、風通しが悪いとうどんこ病も発生します。
うどんこ病は厄介で完全に予防することが難しいので、発生しやすい株にはあらかじめ初夏に殺菌剤をまきます。
発見したら病気が発生している葉は取り去りましょう。
植え付け
地面への植え付けの適時は、3月〜5月、10月です。鉢植えの宿根フロックスは、根を傷めなければ、真夏以外なら植え付け可能です。
地面への植え付けは、数年で大株になることを考えて、隣の植物との距離はある程度開けた方がよいでしょう。
混みあいすぎると、うどん粉病にやられやすくなります。
摘芯(摘心)・摘果
草丈が低いうちに摘心をすると、脇芽が増えてたくさんの花を咲かせます。
剪定時期
ある程度、花が咲き終わったら、切り戻しておくと再び開花します。
また、大株になって、枝が混みあいすぎると、うどん粉病にやられやすくなるので、枝がぶつかりあってきたら、透かし剪定をします。
植え替え・鉢替え
鉢植えの宿根フロックスは、1〜2年に一度、植え替えをしましょう。
地植えの宿根フロックスは、3年以上経過して、株が混みあってきたら、掘り起こして株分けを行います。