基本情報
- 科 名:ユリ科
- 属 名:ギボウシ属
- 学 名:Hosta fluctuans 'Sagae'
- 開花期:6〜7月
- 草 丈:約80〜90cm
- 耐暑性:★★☆
- 耐寒性:★★★
栽培環境
植えつけ場所は、半日陰、または少なくとも夏は半日陰となる場所を選んでください。
保水性のある、肥沃な場所を好みます。株間30〜50cmに植え付けてください。
暑さ、寒さにつよく強健ですので栽培に手間はかかりません。
乾燥に弱いので、水を切らさないように管理してください。
数年に1度、株分けして植え替えてください。
水やり
湿り気のある場所が好きです。
雨が当たる場所であれば、水やりは特に必要はありませんが、適度に湿り気のある場所が良いです。
肥料
肥料は控えめで大丈夫です。緩効性化成肥料や有機液肥を春に控えめに与えます。
植え方・用土
植え付けは秋〜春植えがおすすめです。春〜初夏の植え付けでは根を崩さずに植えてください。
土質や植え場所は選びませんが、夏の強い光で葉やけしやすいので半日陰〜日陰か午前中の日当たりの場所が良いです。
青みを帯びた品種は日当たりに植えたほうが葉が白い粉を吹いたように美しくなります。
腐葉土や堆肥をたっぷりすき込んだ土に3cmくらい深めに植えると良いです。
品種によって葉張りが異なるので、植え付け間隔は小型種で20cm、中型で40cm、大型で80cmくらい離します。
最初は込み合っても良いくらいで植えて、1〜2年で間引くように配置のバランスを整えるように冬に植え直すのも良いです。
剪定時期
花は必ずしも観賞価値があるとは限らないので、花茎が伸び始めたら切り落としても良いです。
花が終わったあとの花茎に種がつき、それもまた風情があります。br>
病害虫
白絹病が出ることがあります。初夏に地際の葉がらが茶褐色になって次々と倒れます。
病変部を切り取り、殺菌剤で土と病変部を消毒します。
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。
環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。
また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。