基本情報
- 科 名:ミカン科
- 属 名:ミカン属
- 学 名:Rutaceae Citrus
- 収穫期:2月上旬〜2月下旬
- 開花期:5月
- 結実年数:2〜3年
- 最終樹高:2〜2.5m
1.植え方
3〜4月ごろが植え付け適期です。暖地で2年生以上の苗は冬の植え付けも可能です。
鉢植えは年中植え替えできます。
冬の北風の当たらない、日当たりの良い場所が栽培適地です。
日当たりが良いと果実がおいしくなります。
鉢植えの場合でも、冬の寒風をよけれる場所で管理してください。
品種によって差がありますが、冬の寒さが苦手です。
関東以南では露地栽培が十分可能ですが、寒い場所に植えるときは株周りを敷き藁やココチップ等で覆うマルチングをし、霜よけと雑草よけをすることをお勧めします。
水はけの良い、肥沃な土を好みます。
よほどやせた土壌でない限り、花が咲き始めるまでは肥料は控えめがいいでしょう。
2. 春の植え付け方法
3〜4月ごろが植え付け適期です。葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植えてください。
3.夏の植え付け方法
根をほぐさずに植えます。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意です。
4.秋の植え付け方法
暖地では植え付け適期です。
まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植えます。
根がほぐれないときは無理にほぐさず植えます。
5.冬の植え付け方法
冬の最低気温が−5度以下になる地域や1年生果樹は春植えをおすすめします。
植え方は秋の植え方と同じです。
6.水やり
地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。
鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。
土が乾いていなければ与えません。
7.肥料のやり方
肥料は花がつき始めてから与え始め、収穫量に応じて少しずつ量を増やしていきます。
おすすめの有機肥料は みかんの肥料です。
3月上旬と7月上旬に追肥として速効性の化成肥料(元気玉)を与えます。
12月頃に寒肥として有機肥料のみかんの肥料を与えます。
肥料を与えなくても育つことは育ちますが、隔年結果になりやすいです。
8.剪定方法
枝を広げるように意識して樹形を作ると日あたりもよくおいしい果実が増えます。
1年生のは将来の成長と樹形作りのために主幹を地際から30〜40cmの高さで切り戻して植えます。